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骨盤位(逆子)をみて、親の立場からどう考えるのか

投稿日:2007/12/03

今日は、このブログ始まって以来、産婦人科のお話をします。


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今、我が家には子ども二人と、一人の妻(二人かも)がいる。

ありがたいことに、1月に3人目の子どもが生まれる予定である。


一人目、二人目とも途中まで逆子といわれたが、直前でグルリ。非常に賢い子だ(笑)ところが、今、妻の腹にいる三人目の息子は一向にひっくり返ろうとしない。

ご存知ない人に説明をしておく。
逆子とは、専門的には「骨盤位」という。正常な赤ん坊の位置は、子宮の出口に頭が向いている状態。つまり、我々とは逆で逆立ちをしている状態が正常の位置だ。丁度、ご覧の画像がそうである。

ところが、3人目の我が子は我々のように外界で生活をしている人間と同じ向きのまま子宮の中で過ごしているのだ。逆子体操も奏功しない。私は産休間近になって、“お灸”で逆子を直そうという作戦を考えている。

医療従事者ならご存知だろうが、逆子(骨盤位)での出産は胎児の生命の危険を伴う。分娩までに様々な方法で頭位に戻す方法を試みるが、動きが見られなかった場合、帝王切開で出産するケースが多い。近頃では、万全の体制を敷いて、自然分娩を行う施設もあるようだが、やはり、胎児の生命を優先するという意味で帝王切開を優先するケースが今でも多いのだろう。


逆子の説明はこの程度にしておいて・・・・・・
私がわざわざブログに書いてまでこだわりたいのは、


※出産風景を二人の子どもに見せてあげたい


これに尽きる。


子ども達の感性を刺激する重要な機会である。
だからといって、意地でも自然分娩をというわけにはいかない。子(もちろん妻も)があの世に行っては元も子もない。最終的にとるべく手段は、帝王切開となろう。

結果的に、二人の子どもに出産の神秘という瞬間を見せられなかったとしてもさほど落胆はしない。
なぜなら、目前の事象だけではなく、この先、“新たな兄弟の誕生”という、これからのprocessそのものを子ども達にプレゼントができるからであり、それが子ども達には何にも勝る人生のプレゼントとなるのだから・・・。










やっぱり自然分娩がいいな・・・・。











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