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今流行の ECT -電気痙攣療法、電気ショック療法-
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最近見直されている電気ショック療法。
難治性のうつや状況によっては統合失調症にも使用されることがあるようだ。
ここ最近は精神科でも麻酔科医を入れて無痙攣電気ショック慮法を行っているようであるし、各地方の人たちと会って話を聞くと、かなりECTが流行している感がある。
ようするに、治療法として再び認められてきた(いや、認められた)ということだろう。
私の考えは、端的に言うと「反対」というか「猛反対」
この問題は、多剤大量療法と誤診が深く関連していることを知るべきだ。
特に、一人の医師が薬物療法を開始し、誤診と誤処方の末多剤併用療法に比較的短期間でたどり着き、改善よりむしろ悪化したからと言ってECTをする。
要するに、医師が悪化させたのに、ECTで尻拭いをするという奇妙なケースが時々見受けられる。しかも診療報酬がうけとれるとう不思議なビジネスモデルだ。
多剤で儲かり、ECTで更に儲かる。
これでは、患者が地域へ行くどころか、入院患者が増えて当然だろう。
薬物療法やECTなど現状の精神科治療の問題を抜きにして、看護師のレベルだけをあげても一定の限界があるという側面も見なければいけない。
ただし、ECTを全否定するわけではないことを最後に付け加えておく。適応のケースもあるのだが、ここで説明すると、また長くなるのでひとまず割愛。
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