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境界性パーソナリティ障害と非定型うつ病とスペクトラムと

投稿日:2009/08/24

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境界性パーソナリティ障害やら、非定型うつ病やら・・・


私的見解はあるが、自分なりにゆっくりと記事にしたいので今日は言及を避けておくとして。



症状の違いを一つ一つ病名として分類するのか、一つの病名として括って捉えて理解するのか、




言及を避けるといいながら、


ボーダー?

非定型うつ病?


この二つだけはいろいろな意味で問題があると言っておきたい。




風邪で例えるとして、

風邪は、一般に風症候群といわれる。だから、その原因や病態も様々。

この場合、ある程度絞って考えてみる。
原因が同じウィルスとした場合であっても、風邪は風邪、ウィルスはウィルス


まぁ、何を中心として考えるにもよるが、境界性パーソナリティ障害や非定型うつ病はかなり理解できない。


発達障害やAC、PTSD等から複合的に考えれば、大方その問題点が見えてくるとは思うのだが。



それともうひとつ、





多くの意見交換の場で、


「ボーダーの患者さんで○×△■云々・・・」


こういう話になると、医療従事者は



「あー、わかるわかる」的な反応




あんたらがその患者さんの病態(というか背景というか)を分かってないだけだといいたい。

患者に振り回されるとかなんだとか、毅然とした態度で対応すべきだとか。どこの教科書を読んだのか、先輩から習ったのか知らないが。



その言葉を取り違えて対応した結果、ボーダーであるとレッテルを張られた患者は、陰で自傷行為をして苦しんでいる背景を知るべきである。

そこに不眠や焦燥感があるからと、安易にレボトミンなどを処方され・・・




今の医療レベルでは、境界性パーソナリティ障害と言われているが、その人たちには何の罪もない。








おっと、言い忘れるところ

スペクトラム(連続性)的概念

この表現は、今後(すでに遅いか)中心的・重要概念になることは間違いない。
























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