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精神科医・看護師は発達障害を学ばなければならない
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「精神医療ホットライン」として電話相談を受けてると、
当然のことながら
鬱やパニック障害・PTSD・解離性障害・強迫性障害など色々な症状の方から相談がくる。
内服を開始したとたん興奮し、暴力をふるったり、躁転したケースなどの相談も少なくない。
しかし、そういう相談のなかで、過去の経緯や生い立ちなどじっくり話を聞くとアスペルガー的、あるいは高機能自閉症などの発達障害が疑われるケースが結構ある。
こういう背景を知って治療をするのと、知らずに治療するのとでは患者の予後が大きく変わる。だが、受診してから今まで生い立ちや昔の事なんぞ聞かれたことがないという相談者も多い。
これまでの経過や生い立ちなどを聞くことは精神科医療の基本的根幹をなす部分なのだが、現実は真逆のようである。
※ベースになるものがあるのかを調べようともせず、二次的症状のみをみて診断をつけてるようでは、治療がスムーズにいくはずがない。
発達障害がベースにある強迫性障害なのか、うつなのか、不安神経症なのか、いずれにせよ、ベースに発達障害があるとどうも薬剤に過敏に反応してしまうようである。
過敏に反応するとは、興奮や混乱をきたしていわゆる不穏状態になることなどをいうのだが、現状の精神科医療は、そこでさらに増薬されどんどん悪化していく。
気がつけば、初めて受診した頃や入院する前のほうが状態がよかったということもあると思う。
しかし、そんなことは忘れ、次から次へと薬を上乗せし、急にスイッチングをしたため、離脱などからくる混乱がさらに加わり、最悪のスパイラルに陥っていく。
こんな精神科医療が本当の医療といえるのだろうか。
私の活動はまだ始まったばかりだが、これからも日本の荒廃した精神科医療にどんどん切り込んでいく。
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