• HOME
  • 看護論的経営論
設定されていません

統合失調症とうつ病と解離性障害と

投稿日:2009/09/20

二日連続の予備校の講義はさすがにこたえますね(笑 と言いながらも、生徒がどんどん理解してくれているところを見るとうれしいんですけど。


応援クリックにご協力お願いします!→
また、当NPO法人のHPはこちら(医療相談等々)
携帯サイト(精神医療ホットライン)はこちらから→http://www.seishinkango.jp/m












精神科医の多くは、解離性障害を見逃しているように思えて仕方がない。


誰かに見られているとか、客観的視点で自信を見ている表現をする患者であるとか、後ろから誰かが見ている感じがあるとか、そういう情報を逃しているケースが多いように思う。



電話相談でもうつ病と診断されていたり、統合失調症と言われている人が相談にくるが、処方内容はお決まりの多剤併用慮法。


内容を詳しく聞くと


「あなたは、薬をどうにかしたいんですか」


患者本人から、こう言われることも少なくないが、私はこう説明する


「メンタル面だけでも、薬物だけでも治療はできません。両方が重要になってきます」


こう伝えると、たいがいの方は納得してくれる。




電話相談の現状にすぎないが、あまりにも解離性障害を見逃しているケース(もちろん私の主観だが、結局うつ病とされても数年間多剤併用用法であるケースがほとんどであるし)が多すぎる。


解離性障害は、ほとんど薬は必要ないと私は考える。アプローチの仕方は本人のパーソナリティを周辺が理解してかかわることが一番に治療であると思う。



今の精神科医は、昨日精神科に赴任していた医師でも、実験台のように好き放題に処方ができる、法的に括りのない無法地帯である。

患者の命と人生をなんだと思っているのだろうか。



もう、腐ったプライドはどうでもいい。
「明日は生きているのだろうか」という恐怖に刈られ、将来が見えずに苦しんでいる患者がいることを改めて認識しなおして、正面から真剣に向き合って治療してほしい。
















-------------------------------------------
※NPO法人 泉州精神看護研究会への寄付金・募金をお願いしております。以下の振込先ですが、お振込みの際は必ずmail@seishinkango.jp宛てにご連絡ください。募金に関しては、使途を明確にし医療の発展に役立てたいと思います。
---------------------------------------------
銀行名   住信SBIネット銀行
支店名   法人第一支店
支店番号 106
口座番号 普通 1003812
口座名義 トクヒ)センシュウセイシンカンゴケンキュウカイ
       特定非営利活動法人泉州精神看護研究会 
---------------------------------------------

※NPO法人 泉州精神看護研究会の会員を募集中です。ご興味のある方は、NPO法人泉州精神看護研究会ホームページの入会フォームから申し込みください。入会にあたり、特に地域を限定されるものはありませんので、遠方の方でも遠慮なくご連絡ください。
---------------------------------------------

※拙著「精神科看護師、謀反」をご入用の方は、mail@seishinkango.jpまでメールをお送りください。送料は、当方負担で無料送付(本代別途)させていただきます。