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薬物療法と看護の位置づけ -ここで一つ提言したい-
書いたblogがまるまる消えて萎えましたが、どうしても伝えたいので頑張って書きなおしました。内容は、4割くらいの出来になってしまいましたが・・・。
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現場で働いていて時々違和感を感じる。
○多剤併用療法のもとで明らかに調子が悪いのに看護師だけでカンファレンスを行う。
○水中毒の問題を薬物の問題に触れずしてカンファレンス行う。
○歩行が不安定な患者について看護師だけで話し合う。
状況にもよるのでこれですべてを語るのは難しいが、
要するに
※医師の処方の問題には一切触れず、看護側だけで話し合うということは効率がわるすぎる。
ということである。
薬は絶対的なものであるという前提での看護は質が低くなる。
看護側は、それをわかったうえで妥協しているのか、わからずしてそうすべきとカンファレンスをしているのかはわからないが、いずれにせよ非効率的である。
医師は、自分の処方の問題点を振り返らずに
「文句があるなら医者になれ」
平気でこのようなことを口にする者もいる。
こういう医師に限って患者にも興奮し高感情表出で、患者の調子を悪くさせる。調子が悪くなった患者に対して、さらに薬を増量する。
このような問題を踏まえて
そろそろ、提言したい。
※精神科の看護師にもナースプラクティショナー(NP)議論の風を起こすべき。
これは、医師の権威を脅かすものではない。
賛否両論はあろうが、
1、医療費の問題
2、医療の質の問題
3、医療を受ける側の選択権の問題
他にもあるが、これだけでも議論するに値することであり、これらを満たすわかりやすい例がナースプラクティショナー論である。
多剤併用療法が解消しないのも、医師のプライドが医療連携を阻んでいるのも、一部医師→看護師のパターナイズムが根強くあるからであり、これを払拭し、医療業界を刺激するのは、このナースプラクティショナー論なのである。
看護の立場にあるものは、もっと堂々とナースプラクティショナーの議論の必要性を表明していくべきである。
これからの看護の動向に期待したい。
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