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チューインガムの紙きれで織られた小さな鶴
看護は、毎日反省。幸いにも、私は看護業務以外にも“看護師国家試験対策予備校”の講師もしていますから、さらに反省する場所が増えるわけです。反省・・・、この2文字ほど重いものはありませんね。
ここをクリックしてから読んでね。 また、当NPO法人のHPはこちら(医療相談等々)ご協力お願いしますね^^。 予備校生国家試験合格の祝賀会も無事終え、ホッとしていた翌日 ※「先生、あの時、教壇にチューイングガムで織った鶴、置いてたのしってました?」 と、生徒から過去の講義での出来事に関するメールが届いた。一瞬何のことか分からなかったが、メールで詳しく説明を受けた時、何となく思い出した。そういう鶴があったようななかったような、記憶の隅々を探り出す。 「あれは、先生が妙に硬くなってたからリラックスしてもらおうと思って置いたんですけどね~。私は気にしてないですよ(笑」 という旨のメール 生徒から聞かされたそのメールに、自らに対して何とも言えない未熟さを感じた。 生徒の話によると、講義で緊張している私をリラックスさせようと、こそっと教壇に置いた鶴。 私が慣れない講義でストレスを感じていたとはいえ、それ以上に、国家試験に通らなくてはならない生徒たちのほうが強烈なストレスを感じていたのは自明。そこを見ることができなかったことは私の完全な未熟さ。と言いたところであるが、その前に、生徒のほうが私を見抜いてた・・・。というところだろう。否定のしようがない何とも言えない気持ちだ。今更ながらに自らをそう振り返る。 だが、 それだけで終わらないのが、さすが「越智元篤」 そう、越智先生は鋭い感性を持っている 生徒が私のためを思って織った鶴・・・・・・ 私は、 期待どおりに、 教室に入り、教壇に着くなりテキストと資料を机に「ドン」と置き、 その鶴を潰した。 ・・・・・・らしい。 そのメールを受けて24時間以上たっているが、私の心はまだ癒えない。 今日は、敢えて難しい表現云々は避けつつblogに残しながら、そのままを自らで受け止めたいと思う。
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