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投稿日:2006/01/28

 今、必死に職場探しをしており何とか2箇所に絞ったわけですが、決めかねています。第一希望は、第三次救急。第二希望は第二次救急です。当然、単純に救命の分類だけで選ぶというわけではありませんので、条件を絞り込むのには苦労しました。給料体系も詳しく調べる必要があるでしょうし、福利厚生も充実しているところのほうが、もちろんよいでしょう。私には守るべき家族がありますので、自分の看護観だけをひたすら追い続けたいというわけにもいきません。しかし、大事なことはこの環境の中で如何にどれだけ自分の信念を貫き通すことができるか、そして、本来求めている看護を追及することができるかにあるのだと思っています。 精神科看護と対極的ともいえる第三次救急。そこにいくには、正直“恐怖”を感じる部分もあります。著書で自分の精神科看護に対する思いをつらつらと述べましたが、やはり自分にしてみると未開拓の分野。一生精神科看護のみで、専門性を追求していくつもりであったのが、職場を追いやられる結果となった・・・・・。これは、前回のブログでも触れた“ターニングポイント”になることは違いない。良くあれ悪くあれ、数年先今の自分を振り返ってみると、これが大きな分岐点であったと実感することでしょう。 皆さんの応援があり、そのおかげで色々な問題にも前向きに考えることができている。これは、本当に感謝しています。  
 私の著作は私の現在の看護観の集大成。今後も積極的にそれを訴えていきます。一度精神科を離れて、新たな環境で看護を学ぶ。自分のビジョンの中には、今後それが必要になってくると判断しました。私の描いているビジョンはまだ言えませんが、長期のスタンスでは病院構造の改革も含めるものです。無理だと笑う人間もいるでしょうが、実現させます。できれば、出版活動も続けようかと思います。世間に現実起きている、精神科の内情をもっと知ってもらう必要があるでしょう。